遺書

伝言


あのねあのね、

さっき、おとこのひとがきてね、
でんごんしてねって。

むずかしくって、よくわからなかったの、ごめんなさい。
でもね、かみにかいたの。これだよ。

そのひとはね、あたしがかみにかきおわるまで、いてくれたんだ。

ええと、

「ぼくです。わかりますよね。
きみをあいしてます。
ほかのだれよりも、きみをあいしてます。
そのきもちにきづいていて、きみは
ほかのおとことひわいなことをしましたね。
ぼくは、ゆるしません。
きみをこわします。
ぼくのいとしいおひめさま。
えいえんにぼくのぷりんせすでいてくださいね。
これをよみおわったら、
むかえにいきます。」

ねえ、
そのおとこのひと、

ずっとおねえちゃんのうしろにいるよ。

(悲鳴と鮮血、
そして彼女の役目は終わり。)


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